イメージ画像 AI-powered accessibility and productivity tools

KCトーカー2とSK-Chat AIでNVDAの操作不安を減らす

視覚障害者がPCを使うとき、画面が見えないなかで、どうやってメールを書き、資料を読み、情報を調べているのでしょうか。

答えのひとつが「スクリーンリーダー」です。Windowsでは、NVDAが広く使われています。画面上の文字や操作対象を音声で読み上げることで、視覚障害者のPC利用を支えています。

一方で、PC業務では「読む」だけでなく、「操作で迷う」こともあります。

「この設定はどこにあるのか」
「この画面では、次に何をすればよいのか」
「NVDAのこの操作は、どのキーを使うのか」

こうした疑問は、初心者だけのものではありません。すでにNVDAを使っている人でも、新しいアプリ、久しぶりに使う機能、複雑な設定画面では迷うことがあります。

KCトーカー2とSK-Chat AIは、その不安を減らすための新しい選択肢です。

本製品は、株式会社ナレッジクリエーションと株式会社シュアルタによる共同開発製品です。

NVDAと KCトーカー2 + SK-Chat AI 実演セミナー(オンライン)5月20日開催

KCトーカー2のご紹介

KCトーカー2とは

KCトーカー2は、NVDAで使える日本語音声エンジンです。

視覚障害者がWindows PCを使うとき、読み上げの聞き取りやすさは作業効率に大きく関わります。メールを読む、文書を確認する、Webページを調べる、業務システムを操作する。こうした日々の作業では、音声で情報をすばやく、正確に確認できることが重要です。

KCトーカー2は、NVDAによる日本語読み上げ環境を支えます。そして今回、新機能としてSK-Chat AIが加わります。

SK-Chat AIとは

SK-Chat AIは、NVDAの操作方法や設定について、対話形式で案内するAIアシスタントです。

「NVDAの設定はどこから変更できますか」
「読み上げ速度を変えるにはどうすればよいですか」
「ブラウズモードでは、見出しへどう移動しますか」

このような質問を、自然な言葉で入力できます。マニュアルのどこを読めばよいか探す前に、まずAIへ相談できます。

NVDAを使い始めたばかりの人にとっては、操作の入口になります。すでにNVDAを使っている人にとっても、設定や操作で迷ったときの確認手段になります。

スクリーンリーダーとAIは、競合するものではありません。スクリーンリーダーで画面を確認し、AIに操作や設定を相談する。組み合わせることで、PC業務の進め方が変わります。

読み上げ履歴と連携できる強み

SK-Chat AIの大きな特徴は、KCトーカー2の「読み上げ履歴」と連携できることです。

スクリーンリーダーを使っていると、「いま読み上げられた内容の意味がわからない」「この画面で次に何をすればよいかわからない」という場面があります。

そのとき、読み上げ履歴を手がかりにしてAIに質問できます。

たとえば、次のような使い方が考えられます。

・いま表示されているメッセージの意味を確認する
・設定画面で、どの項目を変更すればよいか相談する
・エラーや警告の内容を整理する
・長い説明文の要点を確認する
・操作手順を自然な言葉で聞く

視覚障害者のPC業務では、画面全体を一目で把握することが難しい場面があります。だからこそ、読み上げられた内容をもとに質問できることには大きな意味があります。

「読んで終わり」ではなく、「読んだ内容について相談できる」環境になります。

追加料金なしで使えるAI支援

SK-Chat AIは、KCトーカー2に含まれる新機能です。追加の利用料金は不要です。

AI機能というと、別契約や月額費用が必要になる印象を持つ人もいるかもしれません。KCトーカー2では、日本語読み上げとAIによる操作支援を、同じ製品の中で利用できます。

導入する側にとっても、説明しやすい構成です。

「NVDAの日本語読み上げを整える」
「操作や設定で迷ったときにAIへ相談できる」
「追加料金なしで始められる」

この3点は、個人利用だけでなく、視覚障害者の雇用や支援に関わる法人・団体にとっても重要です。

スクリーンリーダー利用者に配慮したデスクトップアプリ

SK-Chat AIは、Windowsデスクトップで動作する常駐アプリです。

操作は、スクリーンリーダー利用者を意識して設計されています。矢印キー、Enter、Escape、Altキーによるメニューバー操作など、Windowsアプリとして慣れた方法で使えます。

また、Webアプリのようにブラウズモードの切り替えを前提にしないため、チャット画面の操作で迷いにくいことも特徴です。

NVDAだけでなく、他のスクリーンリーダーにも配慮しています。利用者の環境に合わせて、AIへの相談を日常のPC操作に取り入れやすくします。

シュアルタの役割

株式会社シュアルタは、NVDA日本語版の開発と普及に長年関わってきました。その知見をもとに、法人・企業向けのNVDA導入支援を行っています。

KCトーカー2とSK-Chat AIについても、導入前の相談、操作トレーニング、業務フローへの組み込みまで支援します。

視覚障害者のPC業務では、製品を導入するだけでは解決しない課題があります。業務でどのアプリを使うのか。どの操作で困りやすいのか。どの場面でAIに相談すると効果的なのか。そうした利用場面に合わせた整理が必要です。

シュアルタは、NVDA、スクリーンリーダー利用、AI活用、アクセシビリティの知見を組み合わせて、実際の業務に合わせた導入を支援します。

視覚障害者のPC業務を、テクノロジーで支える

KCトーカー2は、日本語読み上げ環境を支えます。

SK-Chat AIは、NVDAの操作や設定について、自然な言葉で相談できるAIアシスタントです。

そして、読み上げ履歴との連携により、いまPC上で起きていることを手がかりにして質問できます。

これは、視覚障害者のPC業務を「読む」だけでなく、「理解する」「確認する」「次の操作を考える」段階まで支援する取り組みです。

「NVDAの操作で迷ったとき、自然な言葉でAIに相談できる」

KCトーカー2とSK-Chat AIは、その新しい環境を提供します。

視覚障害者のPC業務支援、NVDA導入、KCトーカー2とSK-Chat AIの活用について、まずはご相談ください。

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